26歳男性、友人の優しい心遣いで回復、周りに頼ることも大事
26歳男性、IT業に勤めています。
実家では猫を2匹飼っています。
キジトラの猫でとても可愛らしいです。
お話に入ります。
私が22歳ぐらいの時のことです。
気分が沈みやすい・気分の浮き沈みが激しい・手の震えや動機・著しい食欲の低下・嘔吐・眠れないといった症状が徐々に表れ始めました。
色々と人生について悩んでいる時期でもあったため、これも原因かと思われます。
当初は気が滅入っているだけだから大丈夫!いずれ治る!と言い聞かせて生活していました。
ですが段々と症状が悪化してきていて、仕事にも差支えが出るようになりました。
接客業に勤めていたので、人と強制的に対面しなければならず、その点も苦しく感じるようになっていました。
手の震えのせいでお客さんのお金を落としてしまったり、職場で気持ち悪くて吐いてしまったりといったこともありました。
そんなときに会社の仲が良い同僚に精神科を勧められ、何回か診断を重ねた結果、うつ病と言われました。
色々な向精神薬や睡眠薬を服用しながら生活する日々が始まりました。
薬を服用して効いている間は多少症状が落ち着くものの、効き目が切れると頭の中がぐちゃぐちゃになるような感覚に襲われました。
これの繰り返しです。
それでも仕事はしないと生きていけないので、我ながら頑張ったと思います。
自分がなぜこんなつらいおもいをしなくていけないのか、本当に疑問でした。
休みの日は仲の良い友人が笑わせてくれる話をしたり、ドライブに連れて行ってくれたりと気を遣ってくれました。
その心遣いが本当に嬉しかったのを覚えています。
そんな友人のおかげか、今は苦しいけど仕方ないと思えるようになりました。
そこから少しづつ元の自分へ戻っていけたのかなと思います。
もちろん今でも完治はしておらず、不眠症のため薬の服用は続けています。
定期的に病院にも通っています。
ですが以前ほどの感情の起伏はなく、社会人として生きていられていると思います。
後悔していることはありません。
なってしまったものはしょうがないのです。
と、このように今は思えます。
私をここまで連れてきてくれたのは、紛れもなく友人だと感じています。
感謝しかありません。
アドバイスとしては、周りの人に頼ってもいいんです。
このことを伝えたいです。
言うのは勇気がいることだし、引かれるかもと不安に思うのも分かります。
ですが、決してひとりきりで抱え込まず、信用している人に肩を貸してもらいましょう。
これからの人生で、その恩は返していけばよいのです。