31歳・女性・環境を変えることでウツから回復・気持ちが楽
31歳の専業主婦です。
以前は医療関係に勤めていました。
ウツだと気づいたのは26歳の時です。
職場環境が合っていなかったことと職場の先輩からのイジメがウツになるきっかけでした。
自分とウツとは無関係だと思っていましたが、やる気が出ない・気分の浮き沈みがあることがウツの症状に合っていて、ついに仕事に行くことも難しい程症状が出てしまいました。
ウツだと認めたくないことで症状は悪化していったと思います。
ウツじゃないのか?と気づいてくれたのが母でした。
自分では認めたくない気持ちが強かったため周囲のサポートは大きいと思います。
私の場合は家庭環境は普通だったので職場以外では辛い思いをすることはありませんでした。
仕事に行くことが辛く、涙が止まらない毎日で夜魘されて不眠の症状も出て仕事を欠勤することが増えていました。
一人では抱えきれない症状に悩まされていた時、気分を変えようと友人と旅行に出かけました。
しかし、旅先でウツの症状が悪化し友人と喧嘩別れして一人家に戻りました。
旅先で母に「辛くて一人で帰る」と言うと精神化を受診するように促されたのです。
「私が精神科!?」と戸惑いましたが日常生活も辛い状況まで追い込まれていたので精神科を受診しました、が、時既に遅しで…精神科の先生には日常生活を送ることが難しいだけでなくウツが進行しているので入院しましょうと言われました。
入院中はひたすら寝て過ごしストレスから解放されたように感じたことを覚えています。
私は結局2ヶ月間入院し、仕事も辞めることになりました。
その後薬でウツが軽減、治療の効果もあったのだと思います。
ウツと向き合うことで症状は軽くなることを知りました。
私の場合、自分では症状を抑えることができない程のウツだったので入院することになりましたが、経度のウツの場合は違うと思います。
まずは自分がウツかもしれないと気づくことが大切です。
気づくのが遅くなると手遅れということもあります。
そして精神科に抵抗を持たず受診する勇気も必要だと感じています。