36才女性心療内科に通って完治できた
30代女性です。
うつ病になったのは10年ほど前、仕事が激務だった時です。
一人に仕事を押し付けられ、誰にも相談できず、時間だけは過ぎていく。
どんどん追い詰められて気づいたら眠れなくなっていました。
眠れなくなると、それで体は大丈夫かといった心配が出てきて悪循環、さらに眠れなくなっていました。
その次に襲ってきたのは食欲減退です。
憂鬱すぎて、また眠っていないから体調が悪すぎて食欲がどんどんなくなっていきました。
それも睡眠と同じく、食べないとどうなってしまうんだろうと心配がどんどんでてきてまた悪循環、さらに食べることができなくっていました。
そうすると体重がどんどん減って、周りからも痩せた痩せたと言われ、その言葉もまたこの状況ではつらいものでした。
しかし、仕事は待ってくれません、休むこともできません、無理して行っていましたが、とうとう車の運転もできないほど衰弱してしまったので、近くの心療内科に勇気を出していってみました。
それまでは、自分がこころの病だとは思っておらず、心療内科に行くのは気が引けて迷っていたのですが、さすがに生命の危機を感じていってみることにしました。
そこで医師のカウンセリングのあと、薬が処方されました。
強めの睡眠薬と抗不安作用の薬でした。
それを何日か飲んでやっと眠ることができました。
仕事は休んだほうがよいと言われましたが穴を開けることはできないので、休んだのは病院に行ったその日だけです。
うつ病の治療は休むことが重要なので今思えば勇気を出して長期的に休むべきだった。
そうすれば、こんなに長い間うつ病を患わずにすんだのかもしれません。
結局その後は心療内科に通い続け治るまでに8年の歳月を要しました。
薬は徐々に減ったものの、最後のほうまで弱いものを飲み続けていました。
途中自主的に辞めた期間があってそのとき悪化したので、やはり薬は指示通りのみ続けるべきだと思いました。
心療内科に思い切って通ってよかったです。