30代半ば男性が「朝起きて夜寝る」でウツから回復。今は快適そのもの
今は40代になりました、あすがと申します。
6年前に結婚して子供も産まれました。
今は以前からやってみたかった仕事に転職して正社員として働いている普通のサラリーマンです。
私が自分の心身をちょっとおかしいなとわかったのは30代半ばの時でした。
ある時から仕事で特定のお客様から連日のようにクレームを入れられていました。
この影響で電話が取れなくなり、次に自分からしなければならない連絡ができなくなってきました。
さすがに業務に支障をきたすようになって…。
退職することになったのですが悔しいやら悲しいやらで、毎日なんでうまくいかないんだろうって思っていました。
無職になったものの家族など周囲は無職であることを受け入れてくれません。
またそれがプレッシャーになってしまい、ハローワークで見つけた適当な場つなぎのような気分で次の会社に行きました。
所詮その程度でも入った会社ですから、ここの人間関係も最悪でしたね。
1年経つ頃には仕事中に動悸が止まらないし夜は寝れないままで仕事に行くしで、明らかにおかしいんだなってわかる状態になってしまい、心療内科へ通院することになりました。
お薬が効いているって認識は正直なかったのですが、週に1回、知った人が誰もいない診察室でドクターと2人きりで洗いざらい誰にも言えない話をすることが、なんとなくほっとするのを覚えております。
心療内科に通いつつ、私が誰かから言われるでもなく自分で取り組んだ事があります。
「朝起きて、夜寝る」ことです。
「朝起きて、夜寝る」ことについてですが、これは書けば当たり前じゃないかって話ではあります。
しかし当時の私は思い悩み、焦りからか、なるべく自分だけの時間を確保しなきゃもったいない!という気持ちになりがちでした。
夜は可能な限り起きておかないと損だって考えしかなかったんです。
昼間にボロボロな暮らししていたからじゃないかなと振り返ると思います。
だから4時とかに寝て、無理矢理8時とかに起きるライフサイクルでした。
これでは日中、うまく物事が進むわけないですよね(笑)。
したくてやってるわけじゃないのに徹夜で仕事することになっちゃうケースも多かったのでまず、これを何とかしようと考えたのです。
なので、わざと24時間以上起きておいて自動的に寝るだろうって状態を作りました。
そして朝7時に目覚ましをセットしておいて、カーテンをわざと全開にして朝日が目に飛び込んでくるようにして就寝。
これで狙い通り朝起きるサイクルを作り出しました。
「朝起きて、夜寝る」なんて単純すぎる話ですがね、自分で決めた試みを自分で実行してその通りになったことがうれしかったし、何より一般的には日中こそが活動時間帯ですから。
ちょっと書店でビジネス書の書棚を見ていただければわかりますが朝活といって早起きして活動的になることを良しとする考え方、実は割と知られたことだったりもします。
この試みが思いつきの割には本当に効果的だったので、現在のいわゆる「まともな暮らし」に繋がっている第一歩だと思うのでご紹介させていただきました。
メンタル面で悩み苦しんでいる方、自分の周囲の環境に困っている方におすすめしたい小技です。