42歳女性 自分を見つめたら回復しました
42歳女性 シングルで娘を1人育てています。
私が鬱になったのは今考えると離婚騒動の時からだと思います。
その頃から病院では鬱病との診断をもらい、薬を服用し始めました。
結婚時の家を娘を連れて飛び出し東京から九州へ。
当時の職場には本当に迷惑をかけたと今でも申し訳なく思っています。
九州で就活しますが、全然仕事が見つからず面接では結構酷いことを言われたりもしました。
その後何とか正社員の仕事も見つかり、裁判で無事離婚することができましたが、ずーっと病院へは通っていました。
それから6年後、まだ病院へ通ってはいましたが落ち着いてはいましたが、パワハラ三昧のブラック会社とトラブルを起こしてしまいクビになってしまい鬱が悪化。
会社を辞めてから1カ月は寝たきりの生活でした。
娘にも苦労を掛けてしまいました。
娘がしなくてもいい苦労をさせているという負い目で病院でも泣いてしまい、先生からは「入院することを進める」と言われるほど。
9年間苦しんだ鬱病を克服する切っ掛けは、私はその言葉を聞いて入院するほど私は悪いんだ・・・。
とまず自覚することだったと思います。
それまでは具合が悪いと言いつつも自分でしっかりと自覚することなく、向き合うこともなくただダラダラと薬を飲んで仕事に行くだけの生活でした。
まずは鬱になった切っ掛けを考え、自分の鬱が悪化した仕事のことを考えました。
考えながら自宅の掃除をずっとしていました。
結婚生活・職場。
私は自分が我慢をしすぎたために鬱になったのだという結論にたどり着きました。
その為に鬱を悪化させないためには、どうしたらよいのかと考え、これからの人生は理不尽な我慢をしたくないその為に行動をしようという考えになりました。
まずは部屋の大掃除で環境をクリーンにしました。
トイレ・玄関・脱衣所・お風呂・キッチン一つづつ掃除をしながら、自分を見つめていく作業を2ヶ月ほど行いました。
一つづつ結婚生活・職場での嫌だった思い出を思い出し、自覚がなかった我慢を再確認していきました。
2ヶ月ほどで外出できる体調になったので、ハローワークへ行き職業訓練校への申し込みをし無事に入校できました。
この環境がとても私にとって良くグングンと回復していきました。
規則正しい生活を送り、新しい知識を習得し、理不尽な事を言われることなく生活の心配もないストレスフリーの生活を半年間送ることで、再就職をした今では病院へ行くこともなく職場でも元気に過ごすことができています。
(幸いなことに新しい職場もホワイト企業なこともありますが)再就職までは1年ほど時間を要しましたが、自分を立ち直らせるための1年としては充実した1年だったと思います。
鬱病で苦しんでいる方が沢山いらっしゃると思います。
当時の私は苦しいと言いながら、ただ病院へ行って薬を飲むだけでした。
病気ですと言われても、ただああ・・、そうなのかとしか考えず、考えることを放棄していました(当時は考えることがめんどくさかったのもあります)仕事を首になったのも今考えればとてもラッキーだったと思います。
首にならなかったらパワハラ上司の元今でも病院へ通っていたと思います。
今は苦しくても自分を見つめることが回復への近道だと私は考えます。